当院で行っている検査
- 真菌鏡検(水虫やカンジダの検査)
- 皮膚生検 (局所麻酔を行い、皮膚を一部(2~4mm程度)採取します)
- 血液検査(アレルギー検査や、アトピー性皮膚炎の重症度評価である「TARC」測定にも対応しています)
- 皮膚超音波(エコー)検査(皮下のしこりの正体や広がり、深さを調べます)
- 細菌培養検査(菌種やお薬への感受性を調べます)
- デルマクイックVZV(水痘・帯状疱疹の検査です)
- デルマクイックHSV(単純ヘルペスの検査です)
- デルマクイック爪白癬(顕微鏡検査で診断が難しい場合に行います)
- ダーモスコピー検査(特殊な拡大鏡検査)
- パッチテスト(金属、化粧品や医薬品に含まれる成分、ゴム、アルコールなど23項目のアレルゲンを検査します)
当院で実施している治療
アレルギー検査
- アレルギー検査39種類セット「VIEW39」の項目( 一度にアレルゲン39項目を調べる血液検査です)
- "迅速"アレルギー検査『イムノキャップラピット』(指先からの簡単採血で、迅速に8種類のアレルギー検査ができます)
アレルギーとは?
人には、細菌やウィルスなどの異物から身体を守る「免疫」という大切な機能があります。ところが、この「免疫」が花粉やダニなどに”過剰”に反応して、身体に症状が出てしまうことがあります。この反応がアレルギー反応です。
皮膚や眼の赤みかゆみ、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、長引く咳...このような症状を治療する第一歩として、まずは、アレルギー検査をして、"原因(アレルゲン)"を知ることが大切です。
原因を知ることで、おひとりおひとりにあった対策を立てることができます。
以下のチェックに1つでも当てはまる方は、アレルギー検査をおすすめします。
- じんましんがある
- 今までにアレルギー疾患の既往歴がある(アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、気管支喘息など)
- 決まった季節に目のかゆみ、充血、くしゃみ、鼻水がでる
- 掃除、衣替えなどをすると目のかゆみ、くしゃみ、鼻水がでる
- 肌が乾燥しやすく、湿疹が出やすい、荒れやすい
- ちょっとした刺激で肌が赤くなりやすい
- 犬や猫などに触れると目のかゆみ、くしゃみ、鼻水がでる
- 家族にアレルギーの人がいる
- 今までにアレルギー疾患の既往歴がある
花粉症に関連する食物アレルギー「花粉ー食物アレルギー症候群(PFAS:pollem-food allergy syndrome)」もあるため、アレルギー検査を受けられることをお勧めします。
花粉ー食物アレルギー症候群とは
花粉症の人のなかには、関連する果物や野菜を食べて唇や口、ノドにイガイガ感やかゆみや腫れを生じる人がいます。
花粉の飛散時期には、関連する食物を食べたときに症状が出やすいとされています。
アレルギー検査39種類セット「VIEW39」の項目
検査費用
VIEW39で保険適応 (3割負担)の場合 |
5,000円程度 |
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VIEW39は「アレルギーがあると医師が認めた場合」は保険が適応されますので、3割負担は5,000円程度ですが、1割負担だと1,700円程度、2割負担だと3,400円程度となります。
なお、「決まった項目ではなくて、自分の好きな項目を調べたい」という方は「RAST」という好きな項目を調べるパターンもあります。この時は1項目当たり約330円(3割負担)になります。ただし、RASTでは一度に検査できる項目は「13項目まで」と決められています。
VIEW39項目をRASTで測ると15,000円(3割負担)くらいになってしまうので、「スクリーニングでまず調べたい」という場合はVIEW39がおすすめです。
アレルギー検査39種類セット「VIEW39」についてのQ&A
- いつできますか?
- 当日にすることができますので、お気軽にご相談ください。
- どれくらいで結果がわかりますか?
- 約1週間で分かります。結果がわかっているか確実に知りたい方は事前にお電話ください。
"迅速"アレルギー検査『イムノキャップラピット』
- 20分でわかるアレルギー検査
- 8種類の主要アレルギーを測定
- 医療保険の適用
- 指先から簡単採血で、小さなお子様でも安心して受けられます
このような方にオススメです
- 検査当日に結果を知りたい方
- 忙しくてなかなか来院できない方
- 今まで一度もアレルギー検査を受けたことのない方
- 自分が何のアレルギーがあるか知りたい方
- 採血が難しい小さなお子様
アレルギー検査『イムノキャップラピット』について
この検査は、花粉やハウスダスト、イヌ・ネコのフケなど、日常生活で吸い込んでしまう可能性のあるアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)に反応する「IgE」という抗体があるかどうかを調べるものです。
検査により、症状を引き起こす原因を特定して、薬での治療やセルフケア等といった対策をすることで、症状が軽くなることが期待できます。
本検査では、指先から少量の採血を行い、受診したその日のうちに結果が出ます。
検査所要時間は約20分であり、お忙しい方でもお気軽に検査を受けることができます。
測定できるアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)
花粉系、ハウスダスト系の8つのアレルゲンについて、調べることができます。


検査の流れ

① 指先から血を採血する
指先からの採血なので、お時間はあまりかかりません。痛みは一瞬チクっとするのみです。
② 検査結果が出るまで20分待機
当日検査結果がわかるため、他のアレルギー検査と比較すると、格段に早く結果を知ることができます。
③ 検査結果説明
検査結果に応じて、アレルギー対策を考えていきます。
検査費用
イムノキャップラピッドで保険適応 (3割負担)の場合 |
3,000円程度 |
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イムノキャップラピッドは「アレルギーがあると医師が認めた場合」は保険が適応されますので、3割負担は3,000円程度ですが、1割負担だと1,000円程度、2割負担だと2,000円程度となります。
お子様のアレルギー検査をしたい方へ
注射器を使わずに指先から少し採血するだけですので、お子様でも安心して検査を受けることができます。

アトピー性皮膚炎の重症度評価である「TARC」
TARCとは
TARCの値は、現状のアトピー性皮膚炎の状態を反映しますので、重症度の評価や治療効果判定に有用な血液検査です。
皮膚の状態がよくなれば、TARCの値も低下するため、目に見えて治療の目標を持つことができます。
見た目にはよくなっていても、TARCが高値を示すときには炎症が残っていることがわかります。
定期的に検査を行うことで、適切な治療法を認識することができます。
皮膚は目に見えるのでわざわざ血液検査で数値化しなくても実際に見れば状態がよいかどうかはわかると思われる方も多いと思いますが、皮膚には隠れた炎症もあって、目で見て正常に見える皮膚でもTARCを測定すると高値を示すことがあります。こういったときには皮疹はないのに患者さんはかゆみを訴え続けることが多く、外用療法や紫外線治療でTARCが低下するとかゆみもなくなっていきます。
つまり、皮膚なら目で見ればわかるという常識が必ずしも当てはまるわけではないため、TARCの有用性をおわかりいただけると思います。
アレルギー検査「パッチテストパネル」
パッチテストパネルとは
血液検査では「かぶれ」や「金属アレルギー」などの「遅発型アレルギー」には対応していません。
その代わりとなるのが「パッチテストパネル」です。
パッチテストとは、文字通り「特定の物質に『かぶれ』がでやすいかどうか」を直接肌に貼り付けて確認する検査のことで、その「スクリーニング検査」にあたるのが「パッチテストパネル」です。
検査できる項目
日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会というかぶれを主に研究している学会が、日本人で陽性率が高い原因物質を25種類ほど選定したものが「ジャパニーズスタンダードアレルゲン」と呼ばれています。その中から、21種類のアレルゲンを厳選し、さらにメルカプトベンゾチアゾールを加えた22種類のアレルゲンが「パッチテストパネル」に使用されています。化粧品でよく使われる成分や歯科治療で使われやすい金属、ゴム、アルコールなどが含まれています。
もちろん、このパッチテストパネルを使用したから全ての原因がわかる訳ではありません。
しかし、これまで漠然と「毛染めが悪いのかも知れない」「着ている服が悪いのかも知れない」などと思われていたことに一定の結論が出せ、対策をとることができる可能性があります。
種類 | アレルゲン名 |
---|---|
金属 | ニッケル、クロム、金、コバルト |
樹脂 | ロジン、ペルーバルサム、ブチルフェノールホルムアルデヒド、エポキシ |
ゴム硬化剤 | カルバミックス、メルカプベンゾチアゾール、メルカプトミックス、チウラムミックス |
ゴム老化 防止剤 |
黒色ゴムミックス |
防腐剤 | パラベンミックス、イソチアゾリノンミックス、ホルムアルデヒド |
油脂 | ラノリンアルコール |
抗生物質 | フラジオマイシン硫酸塩 |
局所 麻酔剤 |
カインミックス |
香料 | 香料ミックス |
染料 | パラフェニレンジアミン |
水銀 化合物 |
チメロサール |
検査費用
パッチテストパネル (保険適応・3割) |
5,810円 |
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- 別途診察料、必要に応じて処方箋料などがかかります。
1割負担の場合 | 約1,940円 |
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2割負担の場合 | 約3,880円 |
パッチテストができる曜日
貼付して2日目、3or4日目、1週間後に判定しますので、それらが休診日に重ならない必要があります。
検査日 | 48時間 判定 |
72時間or 96時間判定 |
1週間後 | |
---|---|---|---|---|
パターン1 | 月曜日 | 水曜日 | 金曜日 | 翌月曜日 or 火曜日 |
パターン2 | 水曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 翌水曜日 |
パターン3 | 木曜日 | 土曜日 | 月曜日 | 翌木曜日 or 金曜日 |
基本的には来院時に検査できます。
23項目のセット検査になりますので、個々の項目のみの検査はできません(例えば、毛染め成分であるパラフェニレンジアミンのみを検査する、といったことはできません)。
ダーモスコピー(医療用拡大鏡検査)

皮膚のできものやシミには多くの種類があり、良性のものと、早急に対処が必要な悪性のものに分かれます。
原因も様々で、それぞれに合った治療法がありますが、正しい治療法を選ぶためには正確な診断が欠かせません。
ダーモスコピー検査とは、皮膚表面の光の乱反射を遮断し、光がまっすぐ皮膚に入るようにすることで2層ある皮膚の2層目まで観察することができる医療用拡大鏡検査です。
まったく痛みを伴わない簡便な、かつ大変有用な情報を得られる検査で、健康保険も適応されています(3割負担220円)。
それだけではなく、疥癬(ヒゼンダニ)の虫のありかを探したり、アタマジラミ・ケジラミの発見や区別をしたり、異物(トゲが刺さったなど)の除去にも役立ちます。
診断できる疾患
- ほくろ、脂漏性角化症(老人性イボ)、粉瘤、血管性腫瘍(血管のできもの)、その他の良性皮膚腫瘍
- Bowen病(表皮内癌)、日光角化症(前癌病変)
- 有棘細胞癌、悪性黒色種、基底細胞癌、乳房外パジェット病、その他の皮膚癌
- 尋常性疣贅(ウイルス性イボ)、胼胝(タコ)、鶏眼(ウオノメ)
- 疥癬(ヒゼンダニ)、アタマジラミ・ケジラミ、異物(トゲが刺さったなど)
など
顕微鏡検査

皮膚科で行う顕微鏡検査は、真菌感染による皮膚疾患が考えられる場合によく行われます。具体的には、足白癬、爪白癬、体部白癬、カンジダ症といったもので、病変が疑われる皮膚などを擦るなどして採取し、それを顕微鏡で調べます。検査時に糸状菌が発見されると上記で挙げた病気であると診断されます。水虫などの病気が疑われる場合は、顕微鏡検査を行って原因菌を確認します。
診断できる疾患
- 白癬(水虫、たむし)
- カンジダ
- 疥癬
など
皮膚超音波(エコー)検査

エコー検査は、超音波診断装置を用いた検査のことを言います。
生体に向けて超音波を照射し、そこから跳ね返ってくる反射波を超音波診断装置で受け取り、調べたい部位を画像化します。
X線検査やCT検査のように放射線被爆をすることはなく、また検査中に痛みを伴うということもありません。
検査時は、調べる部位によって、検査台に仰向けになることもあれば座位になることもあります。
そして検査部位にジェル状のものを塗り、そこに探触子を押し当てて超音波を照射していきます。
患部の様子は、医師や臨床検査技師などがモニタを見ながら確認していきます。検査時間は10分程度です。
診断できる疾患
- 粉瘤
- 脂肪腫
- 膿瘍
- 異物(トゲが刺さったなど)
など
電気メス

当院で実施している治療
当院で実施している治療(保険治療)です。
光線療法(セラビームUV308miniLED)

外用薬など従来の治療では改善しづらかった「アトピー性皮膚炎、白斑、円形脱毛症、乾癬、掌蹠膿疱症、
かゆみが強い部位など」に安全で効果的な治療です(保険適用)。
かゆみで悩まれている方にも効果が高く、治りにくい皮疹部を狙って部分照射も可能です。
当院では、2022年10月発売された国産の最新局所紫外線治療器「セラビームUV308miniLED」を導入しています。
セラビームの特長
①治療効果が高い
紫外線には免疫反応を抑制する作用があり、皮膚炎に効果を発揮します。セラビームUV308miniLEDは、皮膚疾患の治療に有効とされる「308nm」の波長に絞った光をあてることができ、これまで飲み薬や塗り薬ではなかなか効果が得られなかった患者さんでも、光線療法の併用によって相乗的に改善していくことが可能です。
セラビームUV308miniLEDは、従来の光線療法の約40倍の輝度(光強度)で照射することが可能で、スピーディに照射でき、治療によって生じ得る副作用の発現も減りました。
健常部位に照射せず、症状のある部分(ターゲット)にのみピンポイントで絞って、より強い光を照射でき、従来の光線療法よりも少ない回数で改善効果を認めやすく、効果の持続も長いと言われています。
難治性の皮膚疾患にも効果が期待できます。
②安全性が高い
ターゲット(部分)型の紫外線治療機器のため、患部のみに照射することができ、妊婦や一部の小児にも使用可能な、安全性の高い治療です。痛みもほぼありません。
308nmより短い波長は照射後の紅斑、色素沈着を起こすことがありますが、セラビームUV308miniLEDは光源がライトではなく LED なので、308nmより短い波長を極力減らすことで、紅斑反応が出にくいように設計されています。そのため、治療後の色素沈着も少ないという特長があります。
他の全身療法と比べて副作用が少なく、比較的安価です。
③治療時間が短い
従来のランプ光源方式からLED光源方式への切り替えにより「高出力」かつ「安定」した光照射が可能となりました。それにより、治療に必要な照射時間が短くなりました。
光線療法が特に有効な皮膚症状
- 乾癬で赤みやかさつき、かゆみが強い部位
- アトピー性皮膚炎で慢性的に搔いて盛り上がった部位(苔癬化した部位)、かゆみが強い部位
- 円形脱毛症の部分的な脱毛部位
- 尋常性白斑で白く抜けた部位
- 掌蹠膿疱症で膿疱や水疱をくり返す部位
光線治療の流れ
病気の種類や症状によって異なりますが、目安としては週1~3回の照射が効果的です。しかし、学校やお仕事などの諸事情で定期的な受診が難しい方もいらっしゃいますので、治療間隔につきましては医師と相談が可能です。
初回は低めの光線量を照射します。次回の受診時に、前回照射後に紅斑の出現がなかったことを確認し、少しずつ光線量を増量していきます。症状が安定したら、2週間に1回程度の照射に減らすこともあります。さらに皮膚症状が軽快したら、外用療法などの治療で維持し光線療法を一旦終了します。
漫然と長期間続けることはありませんが、慢性疾患の場合、症状が落ち着いた後も再燃を防ぐために間隔をあけて照射を行うこともできます。
参考までに、疾患毎の照射回数の目安を提示します。
乾癬
週2~3回の照射で、かゆみは早い方で半日程度で改善されます。皮疹は5~10回目くらいから効果が出始めます。慢性疾患のため、症状が落ち着いた後も、間隔をあけて照射を行うと、症状が再燃しにくくなります。
掌蹠膿疱症
週1~2回の照射で3~10回目くらいから効果が出始めます。症状が落ち着いた後も、間隔をあけて照射を行うと、症状が再燃しにくくなります。
アトピー性皮膚炎やそれに伴う痒疹や手湿疹など
週2~3回の照射で、かゆみは早い方で半日程度で改善されます。皮疹は5~10回目くらいから効果が出始めます。慢性疾患のため、症状が落ち着いた後も、間隔をあけて照射を行うと、症状が再燃しにくくなります。
尋常性白斑
週1~3回の照射で10回目くらいから効果が出始め、30~50回くらいが目安ですが、効果が現れなければ中止する場合もあります。
円形脱毛症
週2~3回の照射で、早い方で10回目くらいから効果が現れますが、30~50回照射を行っても変化が現れない方は治療を中止する場合もあります。
副作用
- 高用量の光線を当てると、日焼けのような赤みとひりつきが生じる可能性がありますが、当院の機器は照射後の赤みやひりつきを生じやすい短波長を低減する特徴をもつため、安全性が向上しており、他の光線療法と比べて赤みやひりつきを起こしにくいと考えられています。
- 強い炎症が生じると、まれではありますが、水疱ができたりやけどをすることがあります。その場合は炎症後の色素沈着が残ることがあります。(炎症後の色素沈着は日焼けと同様に、数ヶ月かけて元の皮膚の色に戻ることが多いです。)
- 光老化が生じえます。
- 現状ではセラビームでの発癌性のデータは報告されていませんが、治療が長期に及ぶ場合は他の光線療法と同じく皮膚癌のリスクに注意する必要があります。
この治療を受けられない方
- 光線過敏症のある方
- 光線過敏症を引き起こしやすい薬剤を服用中(湿布薬にもご注意ください)
- 皮膚悪性腫瘍の既往のある方
- 免疫抑制剤による治療中の方
施術費用
施術名 | 料金 (税込み) |
---|---|
光線療法 | 保険診療 3割負担で 1,020円 |
- 別途、診察料(初・再診料)が必要となります。
光線療法(セラビーム)についてのQ&A
- 痛みはありますか?
- 痛みはありません、ほんのり温かい感じがします。
- 妊娠中や授乳中でも大丈夫ですか?年齢制限はありますか?
- 妊婦でも授乳中でも治療が可能です。
乾癬は10歳以上が対象ですが、その他の疾患では、医師と相談の上、10歳未満の方でも部分的に照射できる場合があります。 - 当日に治療できますか?時間はかかりますか?
- 治療に要する時間は一カ所数秒程度です。時間は照射部位の数によります。治療は適応があれば、当日可能になります。
- 治療後に注意することはありますか?
- 基本的には過度の日焼けを避けていただく以外には、日常生活で特に制限はありません。
液体窒素による冷凍凝固療法(Cryo Pro)
皮膚のできものにマイナス196度の液体窒素を当て、凍らせて壊していく治療を「冷凍凝固療法」と言います。凍ったできものはかさぶたとなって剥がれたりしながら徐々に小さくなっていきます。
従来は、綿棒に液体窒素を染み込ませて患部に当てる方法が広く使われていましたが、範囲の限定が難しかったり、綿棒を直接患部に当てることで痛みが強いという問題がありました。このスプレータイプの冷凍凝固療法は、液体窒素をピンポイントに患部へのみ噴射することができ、痛みが少ない上に1回の治療時間も短く済むため、患者様の負担が少ない治療法です。健康保険が適応されます(自己負担は数百円)。

当院では、国際標準化機構(ISO)13485の認証を得た製作所で作られた、安全性の高い 北欧デンマーク Cortex Technology 社の Cryo Pro を採用しております。

治療できる疾患
- 尋常性疣贅(ウイルス性イボ)
- 脂漏性角化症(老人性イボ)
- 尖圭コンジローマ
など
合併症・副作用
強く反応すると水疱、血疱を形成することがありますが、その分できものが取れるのは早い傾向にあります。